LECTURER講師紹介

講師陣は、介護や福祉の実務経験豊富な専門家たちです。
現場を知っているから、活きた知識、使える技術が伝えられる。
どこよりも「深い学び」を約束します。
01
鳥井 ミチ
福祉のキャリアカレッジ 主任講師
介護福祉士、アンガーマネジメント認定講師、
認知症ケア専門士
自分らしく働き、想いを叶える。
介護はクリエイティブな仕事です。

介護に携わり、40年以上になります。授業では、現場での失敗を防ぎ、利用者様と自分自身を守るための「正しい知識」を伝えていけたらと思っています。
この仕事は、人とのふれあい、つながりが魅力です。「目の前のおじいちゃん、おばあちゃんが好き。その人が好き」なら大丈夫です。そして介護は、自分らしく楽しく働きながら、「こうしてあげたい」という想いを叶えることができる、クリエイティブな仕事です。確かに大変なこともありますが、一日を振り返ってみると、利用者様の温かい言葉やなにげない名言、先輩方の助言が思い出され、それががんばる力になるはずです。「ありがとう」だけでやっていけないこともありますが、「ありがとう」に救われるのも事実。そんなすばらしい仕事を、ぜひ体験してほしいです。

※以下50音順に講師紹介

02
青木 慎太朗
大阪公立大学都市科学・
防災研究センター客員研究員、
京都産業大学非常勤講師
お手伝いではなく、生活の「支援」。
専門的な知識と技術が必要です。

私自身が重度視覚障害者として生きてきた経験や、同行援護制度とのかかわりから得た知見、大学・大学院で学んだ障害者福祉と福祉政策の知識を活かし、当該科目を担当しています。また長年にわたり、大学や専門学校で講義を行なってきた経験とそこで培ったスキルをもとに、複雑な制度や政策についてもわかりやすく伝えるように心がけています。
介護福祉職の職務とは、「支えがなければ生きていけない人たちを、支える」という重要な任務です。それは、単純なお手伝いではなく、生活の「支援」であり、専門的な知識と技術が必要になります。さらに、利用者の人権を守る仕事でもあり、高い倫理観が求められます。ぜひ、当たり前の暮らしが自分の力だけではできない人たち、難しい人たちに、力を貸してください。本校の講師陣とともに学び、質の高い専門職として活躍されることを願っています。

03
東 早紀
介護福祉士
知識や技術はもちろん重要ですが、
それだけじゃない「凄い」仕事。

介護の仕事に向き不向きはないと思っています。私自身、もともと前向きな気持ちばかりではありませんでした。学生時代には、介護実習の現場で理想と現実のギャップを感じることもあり、複雑な心境を抱えていました。しかし、実習の最終日、一人の利用者様が「あなたが毎日笑顔であいさつしてくれるだけでがんばれたんだよ」と言ってくださったんです。そのとき、「この仕事って凄いな!技術だけではないんだな」と感じました。
毎日、同じ人間はいません。マニュアル通りに言われたことをやるだけでは、利用者様の「いい変化」「悪い変化」に気づくのはなかなか難しいでしょう。気づくためには、その基礎となるコミュニケーション能力が必要だと思うのです。だからこそ、その人を知ろうとする気持ち、言葉以外のコミュニケーション方法、そして聴くことの大切さを一緒に学んでいってほしいです。

04
稲葉 順子
介護福祉士、認知症ケア1級、
身体拘束廃止・虐待防止インストラクター、
実務者研修教員講習会修了、介護教員講習会修了
介護を必要とされる方々の、
生活を支えるチームの一人に。

介護は介護を必要とされる方々一人ひとりの個性や価値観を大切に、その方々の生活を支える尊い仕事です。自身の強みを活かし、知識と技術を学び、一緒に介護が必要な方の生活を支えていきませんか?
さらに介護に興味を持って学びに役立てていただけるよう、受講生の方々とともに考え、楽しく一緒に学んでいきたいと思っています。
受講生には未経験の方、両親の介護をしている方、されていた方、経験者の方などさまざまな方が受講されています。介護の現場も未経験の方が多く活躍されています。今から勉強すること、新しいことを始めることに不安も大きいと思いますが、皆さんが介護の資格を取得するという目標に向かって熱心に学ばれています。同じ目標を持っている方々と一緒に楽しく学びましょう。

05
上田 尭弘
介護事業所経営、
介護コンサルティング
利用者様の疾患や
個人について知るために、
ワークショップで「傾聴力」を養います。

介護福祉業界に約20年在籍し、介護保険サービス、障がい福祉サービスに従事してきました。その経験と、現在は介護事業所を運営しているという立場から、実践的な技術、リアルタイムな情報や知識を伝えることができます。
介護職は、利用者様の疾患、障がい特性、個人の特性やニーズを「理解」しなければなりません。そのために必要なのが「傾聴」です。利用者様は、自分のことをなにも知らない人に支援してもらいたいと思うでしょうか。かかわらせていただく方のことを理解しないで、適切なケアや望む支援ができるでしょうか。授業でもその視点を大切にしながら、傾聴する力、理解する力を養うワークショップに取り組んでいます。
国の施策もあり、介護職員の待遇や労働環境は改善・整備されつつあります。あなたの優しさを活かしてみませんか?

06
姥 博美
看護師、救命救急士、看護教員
利用者様に
想いを馳せることができるよう、
体験型授業を積極的に取り入れています。

看護師として病院や介護施設で働いてきた経験を活かし、医療や認知症・難病に関する科目を担当しています。ユニバーサルデザインやレクリエーション介護なども取り入れ、現場で役立つ知識・技術を伝えています。授業では、難しい内容でも基本から着実に理解を深めていき、「なるほど」と自分のものにできる、わかりやすさを重視。さらに、利用者様に想いを馳せることができるよう、体験型授業を積極的に取り入れています。
介護とは、その人が持つ力を引き出し、最大限に伸ばしていくこと。それがその人の自律を促し、クオリティ・オブ・ライフの向上につながります。利用者様の生活をしっかり支援し、「あなたに出会えてよかった」と言われる介護職員になってください。利用者様からの「ありがとう」をいただいて、きっと介護が好きになります。一緒にがんばりましょう。

07
岡田 和江
看護師、看護教員
医療の知識を学ぶことで、
利用者様の「変化」を早期発見できる。

病院勤務25年の後、大学で看護教員免許を取得し、看護の大学や学校で教育に励んできました。さらに、介護の現場でも働いてきました。授業ではそれらの経験を踏まえ、医療・福祉の連携の重要性、職務のすばらしさややりがい、現場でのエピソードなどを伝えながら、楽しく授業をしていくことを心がけています。
医療の世界を学ぶことで、利用者様の「いつもと違う様子」や高齢者の「異常」を早期発見できる知識が身につきます。それは、介護職として働くうえで不可欠なことです。顔色、歩く速度、食べ方など、小さな変化に気づけるから医療職に相談ができ、利用者様の生活や健康を守ることができます。
介護職に最も大切なものは、愛情、公平、誠実さだと思います。利用者様のことを自分の親や大切な人だと思い、かかわれる介護職になってください。

08
斎藤 一郎
移動介護従業者(ガイドヘルパー)、
同行援護・行動援護従業者、重度訪問介護従業者
ここで得る知識、技術、経験は、
あなたの人生で必ず役立ちます。

担当科目は、同行援護のシミュレーションを行う「外出サポート」です。障がいの現場を中心としたヘルパー経験を活かし、受講生の皆さんがこの分野で働くことに前向きになれるよう、仕事が楽しいと思えるように、現場での事例を交えてお伝えしています。
介護・福士の仕事は、他人の人生にかかわることで、自分の人生も豊かにできる仕事だと思います。そのためには、「自分を特別だと思わないこと」「初心を忘れないこと」が大事です。本校で、利用者様の立場に寄り添い、対等なコミュニケーションから信頼関係を構築できる支援者になってください。知識や技術は、信頼のためのもの。一生ものの資格を取得し、自分の人生の可能性を試すチャンスとして、ぜひ飛び込んでみてください。

09
笹部 奈緒美
介護福祉士
クラスみんなで楽しみ、助け合いながら、
「安全な介護」を身につけましょう。

実技科目を中心に担当しています。授業は、受講生が利用者様役と介護役に分かれて訓練を行いますが、一人ひとりに目を配り、声をかけ、全員がしっかりと身につくように心がけています。私自身が介護現場で教わったことを組み込み、経験を交え、楽しく学んでもらえる授業を意識しています。
皆さんには、周りに対しての観察力や思いやりを養ってほしいと思います。介護職は利用者様、同僚や他職種、地域の方々などと触れ合うことの多い仕事。本校のクラスでも他者を気にかけ、理解し、声をかけ合い、グループとして助け合える雰囲気になるように努めています。介護業界は、新しいサービスや福祉用具の導入、介助方法の変化によって、介護者の負担が軽減されてきています。「安全な介護」を一緒に楽しく学びましょう。

10
谷山 日斗弥
介護福祉士
笑顔で働き続けるための基盤を、
ここでしっかりと築いてください。

障がい者・障がい児、高齢者の方々の支援をさせていただいた経験から、受講生の皆さんに対し、多様な視点や知識、ノウハウを教えることができます。そして、現在も現場で働いていることを活かし、変わり続ける介護業界の新しい技術やルールについても伝えています。
受講生の皆さんは業界未経験の方も多いので、難しい専門用語は噛み砕いて説明したり、事例から話したり、わかりやすいように工夫しています。また、現場で理想と現実のギャップに戸惑わないために、よいことも、そうでないことも伝えるようにしています。これから笑顔で働き続けるための基盤を、キャリアカレッジでしっかりと築いてください。
ほとんどの利用者様は人生の大先輩です。支援させてもらうなかで、いろんなことを学び、成長していける仕事です。

11
辻野 誠
介護福祉士、社会福祉士、
主任介護支援専門員
人と人のつながりを生み、育む仕事。
講師と受講生も同じだと思います。

1999年より介護職員、支援相談員、ケアマネジャーとして研鑽を積んできました。「現場で役立つ実践的な研修」をモットーに、専門職として必要な知識・技術からスキルアップやキャリアアップに関するノウハウまで、広範囲に渡って教授します。介護は人と人のつながりを生み、育む仕事ですが、講師と受講生も同じです。どれだけ高度な知識・技術も、相手に伝わらなければ意味がありません。私の「声」が皆さんの「心」に届く、そんな講義を心がけています。
利用者様と向き合い、一人ひとりの人生に寄り添いながらサポートする仕事は、簡単なものではありません。しかし、誰かの役に立てること、その実感が持てることは、その大変さを大きく上回るものです。なにより目の前の利用者様からいただける感謝の言葉と笑顔は、なにものにも代えることのできない、あなたの宝物になるでしょう。

12
濱口 希代美
介護福祉士、精神障害者ヘルパー、
難病患者等ヘルパー
マニュアル通りではなく、自分で考える。
人の痛みがわかる
プロになってほしいです。

高齢者・障がい者の方々に対する介護をはじめ、区役所の生活支援課で生活保護受給高齢者を担当していた経験から、介護と行政という2つの視点をもとに授業を展開しています。授業では一区切りごとに、わからないことや質問がないかを確認しながら、一人ひとりがしっかりと理解できるように気をつけています。また、「笑顔での挨拶」がコミュニケーションの基本であると伝え、自分も笑顔での挨拶を実践しています。
ここで知識・技術の基盤を形成し、介護福祉職をめざしたときの「心」を持ち続けながら、人の痛みがわかるプロフェッショナルになってほしいです。そのためには、観察の大切さを肝に命じ、常に「なぜ?」と考えること。マニュアル通りではなく、自分で考える習慣を身につけて、根拠・理由・原因を探る能力を養ってください。

13
廣瀬 悠美子
特定社会保険労務士、
キャリアコンサルタント、
産業カウンセラー、
アンガーマネジメントコンサルタント
「ありがとう」と
言っていただける仕事は、
世の中に少ないのではないでしょうか。

担当科目は、就職支援・就職相談、アンガーマネジメントです。社会保険労務士としての知識や心構えのほか、キャリアコンサルタント・産業カウンセラーとしての自己理解・キャリアの考え方、コミュニケーションスキルを教授しています。また、アンガーマネジメントに関して、受講生の人権意識や感情をコントロールする力を育成します。
ともに笑い、直接「ありがとう」と言っていただける仕事は、世の中に少ないのではないでしょうか。介護・福祉職は、利用者様の喜びが、自分の喜びにもなる仕事です。年々、需要は伸び続けており、未経験でもチャンスがある分野です。ぜひ、キャリアカレッジで正確な知識や技術を学び、第一線で活躍する人材になっていただきたいと思います。私たち講師陣がついています。一緒にがんばりましょう!

14
山本 大輔
社会福祉士、介護福祉士、
京都府立大学非常勤講師
技法や制度の概要を伝えるだけでなく、
支援について考える時間にしたい。

介護施設の生活相談員として約20年間、利用者様の支援に携わってきました。キャリアカレッジではその経験をもとに、介護保険などの社会保障制度について教えています。私が現場で心がけていたのは、利用者様の「主体性を引き出す」支援です。それは、自己決定を尊重すること。他人の手を借りなければ生活できなくても、自分のことを自分で決めることが、その人の生活の充実につながります。授業では、単に介護の技法や制度の概要を伝えるだけでなく、利用者様がよりよく生きるための支援について、受講生の皆さんと一緒に考える時間にしたいと思っています。
介護・福祉の仕事は行政の監督下で運営されており、労働条件の面で他業種よりも安心できるのではないでしょうか。衣食住にかかわる仕事はこの先もなくなりません。ぜひチャレンジしてほしいです。

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