皆様こんにちは。福祉のキャリアカレッジです。皆様は、これから実務者研修を受講するところでしょうか?それとも、実務者研修を終えて、これから介護職員として働き始めるところでしょうか?いずれにせよ、初めて介護の仕事に就く人は、「実際の現場でやっていけるのか」という不安を少なからず感じているはずです。そこで、今回は、新人介護職員が感じがちな不安の原因と、早く仕事や職場環境に馴染むコツについて解説します。
新人介護職員が不安に感じるポイントは?
施設介護の場合、新人研修の期間は3カ月としている施設が多いようです。しかし、人手が足りない施設や、教育体制が整備されていない施設では十分な研修期間が確保できない場合があります。初めて介護の仕事をする人は、事前に研修体制を確認し、十分な研修期間が設けられている施設を選ぶのもひとつです。
覚えるのに時間がかかる人は、仕事に就いてから、周りの人と自分を比べて不安を大きくしてしまいがちです。しかし、決められた期間で仕事を完璧に覚えられるかどうかは、個人差があります。あまり他人と比べないようにしましょう。早く覚えられるに越したことはありませんが、大切なのはスピードではありません。新人でなくなったときに使える知識や技術をしっかり身に付けておくことの方が大切です。
新人として扱ってもらえるのはせいぜい1年くらいでしょう。新人扱いされなくなってからは、基礎的なことを教えてもらいづらくなります。新人の間に、一通りのことを覚え切ろうとする努力は必要です。
早く仕事や職場環境に馴染むための3つのコツ
「仕事をなかなか覚えられない」「職場環境に馴染めない」という日々が続くと、不安が増し、介護の仕事自体がイヤになってしまうかもしれません。そこで、新人介護職員が仕事や職場環境に早く馴染むために押さえておきたいコツを3つ紹介します。
コツ1.元気な挨拶と明るい笑顔を心掛ける
介護職に限ったことではありませんが、初めての職場では、最初の印象がとても大切です。相手に好印象を持ってもらうことができれば、仕事がやりやすくなります。人見知りでコミュニケーションを取るのが苦手という自覚がある人ほど、声のトーンや表情を意識的に明るくしましょう。
コツ2.自己判断せず積極的に質問する
新人はわからないことが多くて当たり前です。それなのに、「こんなことも知らないの?」と思われるのを恐れて、自分からは質問しない人がいます。先輩にいろいろ聞けるのは新人のうちだけです。積極的に質問して、正しく理解するようにしましょう。
介護の現場では、間違った自己判断が重大な事故につながってしまうこともあり得ます。些細な疑問でも、その都度質問し、正しく覚えることを習慣化しましょう。
コツ3.メモを取ってノートにまとめる
仕事中に気付いたことや、コミュニケーションを取った相手の特徴など、仕事中に得られた情報はこまめにメモしておきましょう。そして、帰宅後忘れないうちにノートにまとめるようにします。そうすれば、自分がしっかり理解できていることと、まだ十分に理解できていないことがはっきりするはずです。十分に理解できていないことがわかった点は、翌日先輩などに再度質問して理解するようにしましょう。
些細なことでもこまめにメモを取ってノートにまとめるという作業を繰り返していれば、新人でなくなる頃には自分だけのマニュアルが出来上がっているはずです。最初のうちは苦労しますが、その分一生の宝物になりますよ。
いかがでしたか。今回は、新人介護職員が早く仕事や職場環境に馴染むためのコツについて解説しました。わからないことだらけでスタートした人でも、数か月後には1人で仕事を任されるようになるかもしれません。そのときに困らないように、ゆっくりでも確実に覚え、自信を付けていきましょう。
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